レートの闇日記

にわか総合勢がポケモンの考察についてメモ程度に。

〔ダブル〕 ニコニコマッチ使用PT 追い風オーガルンパ+ヌケジュペ

 いわゆるホウエンダブルの大会。大した結果も出していませんが、せっかく大会に参加したので使用PTを書いておきます。最終レートは1655。

 メインは追い風癒しラティアスカイオーガということで、全国ダブルでメガカメックスで良く使われる戦術から組み始めた。そこに何か面白そうなヌケジュペを組み込みつつ色々整えた感じ。

 

※ヌケジュペとは

 ホウエンダブルを考察する際オーガルンパを中心に強そうなポケモンを固めていくと高確率で重くなっているポケモンヌケニン。とはいえ相手もそれはわかっているので、あの手この手でヌケニンで詰まないような工夫を凝らしてくるはずだ(シャドボ、鬼火、宿り木を仕込むなど)。ではそれらヌケニンへの有効打をジュペッタの金縛りや挑発で封じてしまえば本格的に相手を詰ませられるのではないか? こんなことを大学の講義中にぼんやり考えた所から生まれた恐るべき(笑)戦術である。ちなみに私のPTはこれやられたら死にます。

 

 実際ヌケジュペは半分ネタのつもりで「こんなこともできたら面白いなー」程度の気持ちで添えてみたのですが、思ったより嵌ってくれる相手が多くて面白かったです。逆にメインのコンセプトのはずだった追い風オーガルンパの方は相手の対策も厚かったことから思ったほどは強くありませんでした。まあ普通かな程度。

 

 

〇PTメンバー

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いつもの表が何か見づらいというのが最近の悩みなので、今回は無しでやってみます。

 

〇個別解説

 

カイオーガ 

控えめ CSぶっぱ

命の珠

潮吹き、熱湯、雷、守る

 自分がジュペッタを考察したことで悪戯心金縛りを意識しすぎてしまったことから、拘らないカイオーガを使うことにした。最初熱湯はドロポンの予定だったが、PT全体で命中が不安だったことや雨珠熱湯でも等倍なら大体のポケモンを落とせることに気づいたためこちらを採用した。クチートなんかには熱湯をぶち込む。

 ラティアスと並べて追い風や癒しの波動をもらいながら大暴れ!のはずだったが中々この形にできなかったのが残念。ルンパッパ流行りすぎワロエナイ。まあメタられまくってはいたものの何だかんだ動ければ強かったです。

 

・ルンパッパ

臆病 CSぶっぱ

突撃チョッキ

ハイドロポンプ、草結び、冷凍ビーム、猫だまし

 オーガもいるってことで何となく入ってきたポケモン。配分適当だけど普通に強かったです。猫だましの同速勝負は大体負けましたが、ドロポンはほとんど外さなかったので良し。相手の攻撃でいい感じにHPが残るものだから一番癒しの波動を受けていた印象。草結びはグラカイピンポ(それも一撃では落とせない)な上に大体軽いポケモンに交代されて受けられてたので微妙だった。

 

ヌケニン

陽気 ASぶっぱ

気合の襷

シザークロス、影うち、鬼火、守る

 今回初めてまともに使ったけど面白いポケモンだった。オーガルンパ見るとどうしても出したくなってしまうため、ジュペッタと同時選出せずピンで出すこともあり、思ったより出番が多かった。性格は少し迷ったが、ミラー意識で最速とした。ちなみに意地だと無振りルンパを落とせたりする。本当はBに下降かけるべきなのだが、ホウエンにダウンロードポケモンもいないので甘えました。

 大体1ポケにつきヌケニンへの有効打は0か1なので初ターンは守ることで有効打チェック、2ターン目にジュペッタの金縛りを入れる動きができたら満点。砂嵐グロスだけは絶対に許さない。

 

ジュペッタ

腕白 H244 B172 D92 (Lv.30時メガクチートのじゃれつく耐え、残りD)

お見通し→悪戯心

ジュペッタナイト

ゴーストダイブ、挑発、金縛り、守る

 技、配分など一番迷ったポケモン。結局メガクチートが重いPTであることや全体的にD方面厚いポケモンを多く採用していることから、こいつに関しては今のB寄り配分で良かったかなと思う。技に関してはゴーストダイブだけはシャドークローにすべきでした。守る無効を差し引いても溜め技の使い辛いのなんの。特にこのルールまともなノーマルがいないことからジュペッタが殴りたい場面も結構あったのですが、その度にターンを無駄に消費することで横への負担になってしまうのはいただけませんでした。挑発はなんだかんだ使ったし、金縛りも結構刺さったので他は完璧です。いい仕事しました。

 ちなみに初手でサマヨールのメンタルハーブをお見通した時のやることない感は異常。結局メンハ消費させるためにサマヨに挑発撃ってました(お見通しの意味とは...)。

 

ラティアス

臆病 HSぶっぱ

ロゼルの実

流星群、癒しの波動、追い風、手助け

 借り物個体。癒しの波動、追い風が確定で残りは迷いましたが、レックウザ意識で流星群、流星のC下降後の置物化を考慮して手助けを採用。持ち物はハバンで考えていましたが、知り合いの話から竜技がそんなに飛んでこないらしかったのでロゼルに変更。これによりサーナイト対面である程度余裕をもって行動できるようになった。

 これはこれで悪くないのだが、竜技の通りの悪さ&レックウザ以外に撃っても大して負担をかけられないことから選出を渋ってしまうことが多く、そもそもやりたかったはずのラティアスオーガの並びが実現することは稀でした。他にラティアスが意識したレックウザに対してカイオーガを投げづらいという問題もあるのですが...。う~ん残念。とはいえ、選出できた試合ではなんだかんだ面白い働きをしてくれたのでいつかまたラティアスがよりしっくりくる構築でリベンジしてみたいですね。

 

メタグロス

意地っ張り H244 A204 B4 D52 S4

ラムの実

コメットパンチ、岩雪崩、バレットパンチ、守る

 鋼枠として採用。上5体でヌケニンへの有効打不足を感じていたため無い技枠を削って泣く泣くヌケニンピンポの岩雪崩を採用。結果技範囲の狭い使い所が良くわからないポケモンになってしまった。何となくラムを持たせていたため、ガッサ相手には安定しました。ほぼ出番なし。

 

 

〇選出

 25秒という選出時間に苦しめられ結構時間切れもあったため、全く安定しなかったが、初手は以下のような感じが多かった。

・vsレックウザ 「ラティアス+ルンパッパ」

・vsトリル 「ジュペッタ+ルンパッパorカイオーガ

・何かもうわからん時 「カイオーガ+ルンパッパ」

ヌケニンは後投げしやすいポケモンなので大体裏に仕込んでいた。メタグロスは良くわからない。

 

 

〇重かった相手

レックウザ

 どう考えても重い。潜ったのが最終日だったこともありめっちゃ見かけた。

バシャーモ

 炎、格闘、飛行の範囲が加速してくるとかもはや悪夢。守るの択を1つでも外したら終了。

・ルンパッパ

 ヌケニンでシザクロ1発当てるだけで致命傷なのだが、交代してくるんで中々当てさせてくれない。結果、倒すのに時間かかりすぎる。

ヌケニン

 こちらからの有効打が限られるため、かなり厳しい立ち回りを迫られる。こちらもヌケニンを使っておいてこのざまだからどうしようもない。

メガクチート

 妖+悪の範囲の前に皆吹き飛ぶ。オーガルンパの水技で処理できればいいのだが、ちょっと削れただけで不意打ちが怖い。ヌケニンが最も鬼火を撒いたポケモン

 

 

〇最後に

 とりあえずこんなところで。制限ルールの構築を考えるのは面白いので、これからもこういう大会にはできるだけ参加していきたいです。ここまで見てくださりありがとうございました。