ポサガロリダブル大会使用構築
先日とんぽけ合宿で行われた、進化前限定ダブルの大会で使ったPTについて書きます。まあほぼ身内用なんで軽い気持ちで見てくださいな。ルールについて簡単にまとめると、公式のピカチュウ大会チュウのダブルバトルverです。ただし今回は範囲が全国図鑑まで拡大され、過去産のポケモンもOKというルールでした。
結果は予選8-0で1位抜けからの決勝トナメ2-1で準優勝でした! 優勝まであと一歩届かなかったのと、決勝で無様な試合を晒してしまったのは残念ですが、結構真面目に考えた構築なのでちゃんと結果が出せたことには満足です。
使用PTどーん!
ニューラ | 精神力 | 襷 | 猫だまし | 叩き落す | 氷柱落とし | フェイント |
エレブー | 静電気 | オボン | 10万 | 手助け | この指 | 守る |
パールル | びびり | 深海の牙 | 濁流 | 冷ビ | 殻を破る | 守る |
サイドン | 避雷針 | 珠 | 岩雪崩 | ドリライ | アムハン | 守る |
サマヨール | お見通し | 食べ残し | ナイヘ | 封印 | トリル | 守る |
ゴンベ | 食いしん坊 | イバン | 自爆 | 岩雪崩 | 腹太鼓 | 守る |
何となく使いたいなーって要素を無理やり詰め込んだ結果、予想以上に絶妙なバランスでまとまったので結構お気に入り。概要としてはイバン太鼓ゴンベ、殻やぶパールル、トリルサイドンといった攻撃の軸を猫や指でサポートしながら決めていくコンボPTです。使っててとても楽しかったです。
〇個別解説
・ニューラ 陽気 131-147-75-x-95-183
ロリプルの時点で強かったですが、今回はさらに安定した一致技の叩き落とすが使えたのでかなり使いやすかったです。氷柱怯みis(^∀゜)。氷柱外しis(^A゜)。
・エレブー 図太い 172-x-114-115-108-125(個体値31-x-30-30-27-30)
自力でツモったXDエレブーです。PTに癖の強いギミックがいくつか仕込まれているので猫の他に指も欲しいと思い、せっかく過去産を使えるのだからエレブーかブーバーを使おうと思っていました。今回は全体的に水タイプが重かったのとヒノヤコマのアクロバットを安定して吸えるようにとエレブーを採用。実際の所サイドンが怖くて選出率は低めでしたが、指は勿論、単純に高種族値から10万で殴っても強かったんで出した試合ではきっちり仕事してくれました。
配分は確か輝石持って陽気メガルの猫+捨て身耐えだったような気がします。今回は輝石なしルールなんで、つまり流用ってわけ。
このポケモン指はレア技なんであれですが、単純にCSアタッカーとしてもゴーストやゲコガシラの上から10万、めざ氷、気合玉の範囲が撃てるので注目してたのですがあんまり見ませんでしたね...。
・パールル 臆病 123-x-105-114-75-92
今回の地雷枠、トリルパールル偽装の最速Sぶっぱ殻やぶパールル。配分はCSベースだが、ニューラやストライクの攻撃を耐えつつ行動できるように多少Hに振った。僕は以前ロリプルでトリル+パールル&サイドンというPTを使っていたので、一見個体流用が多そうなこのPTを見たら相手も最遅パールルと勘違いして動いてくれるかなぁと思い採用しました。S+2で丁度ロリルール最速のニューラを抜けるのもポイント高いです。正直このポケモン思いついた瞬間「これは勝ったろ~w」って一人でめっちゃニヤニヤしてました。
実際は、突然の殻を破るや上から殴ってくるパールルに驚いてくれる人も結構いて偽装の効果があったことを実感できた反面、メインが命中不安技の濁流ということでそこはお察しという感じでした。基本的には想定通りに動いてくれたパーツなので満足です。特性びびりは当然一度も発動しませんでした。
・サイドン 勇敢 211-200-140-x-66-40
大正義サイドン先生。パールルを殻やぶ型にしようと思った後こいつもロックカットにしようかと一瞬思ったが流石に悪ふざけがすぎると思ったので、こっちは普通にトリル展開からエース運用できる最遅型にした。何だかんだトリルサイドンの方が刺さってる相手も結構いたので普通に強かったです。例によって命中不安定技の塊なんで以下略。
・サマヨール 暢気 147-x-176-x-173-27
今回の迷走枠。ゴンベを使おうと思った時隣に並べられるポケモンを考えてこいつが一番しっくり来たので採用しました。技構成も迷った結果、ゴンベの自爆を通しやすくする封印型に。本当は手助けとか使いたかったけどスペースが無かった。配分はニューラの珠叩き落とす耐えです。
感想:ゴンベと並ぶのはいいとして、相手の攻撃が予想以上に激しかったため封印した状態で太鼓ゴンベと並んでられるほど余裕がなかった。そもそも柔らかすぎてこのポケモンが本当にあのサマヨールなのか疑わしかった。置物だった。
要するにあんまり強くなかった。その割に選出率高かったのは、こいつがいないとゴンベが出せないから。同じくサイドンも出しにくいから。
ちなみにサマヨに自己暗示を仕込むという案もあったとか何とか。A+6かげうちで無振りストライクが丁度落とせなかったので没になりました。
・ゴンベ 勇敢 214-147-92-x-105-9
一番使いたかったポケモン。せっかくイバンの実が解禁されたばかりということで真っ先にイバン太鼓自爆でドーン!!!を思いついた。配分はほぼAB振り。ヒノヤコマのアクロで半分入らないといいなーくらいの耐久です。ちなみにサブウェポンは当初自爆の通らない岩鋼ゴーストに等倍で通るかみ砕くの予定でしたが、何かカビゴンしか覚えないことを直前に知ってしまい慌てて岩雪崩にしました。実際の所は、自爆するまでもない相手にはこちらでも壊滅的なダメージを与えることができたため、まあ正解だったと思います。太鼓の後守っちゃうと無駄にイバンを消費してしまうため、守るが必要だったのかは諸説。
・A+6自爆(いずれもダブルダメ)、その恐ろしい火力。↓
H252サイドン 177~208ダメージ(83.4%~98.1%)。
H252レアコイル 215~253ダメージ(136.9%~161.1%)。
図太いH252B252ポリゴン2 318~375ダメージ(165.6%~195.3%)。
無振りディグダ 1099~1294ダメージ(1292.9%~1522.3%)。
めっちゃオーバーキルじゃねーか!
当日は、大体サイドンがギリ落ちないくらいか~残念だなぁ位のダメージ感覚で臨んでいましたが、改めて計算してみたら普通にA過剰だった気がします。Aを+6自爆+ナイヘでサイドン落とせるラインまで落として、その分耐久にでも回した方が賢かったですかね...。
肝心の使用感ですが、思ったよりコンボが決まってくれて楽しかったです。立ち回りは後で簡単に書きますが、基本的には猫や指をもらいながら太鼓→即自爆します。当然わかってる人はここで守ったりゴーストタイプを投げたりするのですが、そうなりそうなときはフェイント+岩雪崩に切り替えるなどして対処しました。(当初はここまでうまく機能してくれるとは思っておらず、完全にネタ要員のつもりだった)。
一つ心残りなのは、イバンの実の仕様を僕が理解しきっておらず、体力が半分の状態でゴンベを交代することでイバンを温存できることを知らなかったため、イバン圏内のゴンベを即突っ込ませるという択しか通せなかったことです。例として腹太鼓ターンにズルッグを後出しされ、猫が来ると分かりつつも守るも交代もできず突っ込ませた結果ゴンベを無償で倒されてしまった試合があったのですが、この仕様を知っていれば、太鼓こそ無駄になってしまうもののゴンベを一度交代してから次に繰り出した際即イバン発動のような動きもできたんだなーと思い後で凄い後悔しました。いや、イバン温存の可能性は何となく感じていたのですが、相手が交代した場合相手の交代より先にイバンが発動するのを何回か見ていたため、自分が交代する場合も交代より先にイバンを食べてしまうものだと勘違いしていたんですね。正確には体力がイバン圏内の時、「たたかう」を押してなんらかの行動を選択した瞬間(相手交代や自分守るの場合も)イバンが発動するみたいです。覚えておきましょう。
〇立ち回り
ゴンベの項目がめっちゃ長くなってしまって疲れた。読みづらくてすみません。僕が想定していたゴンベを選出する場合の立ち回りを書いておきます。
選出:ニューラ、ゴンベ サマヨ、サイドン
1ターン目:猫+太鼓
2ターン目:ニューラをサマヨに交代+イバン自爆
3ターン目:ニューラ(大体初手に攻撃もらってHP1)をゴンベの所に死に出し。猫+トリル
以降:サマヨ+サイドンの並びで押し切る。
こんな感じ。ニューラの襷が健在だったりしたら、2ターン目はフェイント+自爆(雪崩)とかもできる。柔軟に。
後は相手に応じて猫+太鼓が指+太鼓になったり、はたまた猫指+殻やぶになったり。こんな感じです。
〇そのほか
その他言いたいことは全部ここに書きます。ただの言い訳スペース。
・A+6ゴンベを自分から捨てる立ち回りをしながらずっと「これオボン太鼓にしてトリル下で大事に扱った方が強いんじゃないか...?」と思っていた。
・もしくはゴンベの守るを恩返しにして、太鼓せずに殴りながらHPが減ってきたら突然の自爆!みたいな使い方もできるようにした方が安定して強かった気がする。
・地面の一貫性がヤバかったため、相手のサイドンは上からパールルか下からサイドンか、とにかく全力でコロしに行った。
・ポリ2が思ってたより重かった。予選ではゴンベで自爆しながらごまかしていたが、決勝ではゴンベの選出を渋ってしまった結果順当に押し切られた感じ(相手のPTにズルッグ、サマヨ、ヒノヤコマ、サイドンとゴンベ包囲網が敷かれていたのも痛い)。
・OjunParkさんにはポケモンの自覚の差を見せつけられ、世界の壁を感じた。
・フレ戦でハトーボーワルビルに手も足も出ずボッコボコにされた。
今回はここまで。ロリダブルとても楽しかったです。企画してくれた人たちに圧倒的感謝。ではでは~。