レートの闇日記

にわか総合勢がポケモンの考察についてメモ程度に。

【ダブル】 東北オフ使用構築 マニュテラサナバレル

 第13回東北オフで使用した構築。予選4-2でギリ予選抜けはならず無念。その後、予選落ちの人たちによるサイドイベントにも同じPTで参加したところ、結果4-1でポケモン当てクイズをいくつか当てたこともあり1位になることができました。やったぜ。通算8-3なんでまあまあ頑張った方かなと今は思うようにしています。対戦してくださった多くの方、ありがとうございました!

 

 

〇PT紹介

 以前木の実ダブルで初めてマニュテラを使った時全然叩きっぽいことができなかったので今回こそは叩くぞー!と思いリベンジの気持ちで組んだ。・・・はずだった。メガ枠には以前より使ってみたかったメガサーナイトを全体技特殊エースとして採用。マニュテラを出しづらい相手には、サルサナ感覚でマニュサナと出してガンガン押していく形も取れるようにした(というか使っててこっちがメインになった)。後は適当に補完で突っ込んだ。地面の一貫性がヤバイ未完成欠陥構築。

 

 

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マニューラ

プレッシャー

陽気 146-172-85-x-105-194

気合の襷

ねこだまし、氷柱落とし、袋叩き、氷の礫

 叩きに特化したPTならばエルフーンの方が優秀だと思うが、テラキオンと並べずとも単体で高速猫持ちアタッカーとして機能できるマニューラの方が自分には使いやすい気がする。攻撃技としての袋叩きは弱くて泣けてくるため、氷技は少しでも威力が高く怯みも強力な氷柱落としを選択したが、命中90が嘘みたいに外しまくるため最近この技に信用が無くなってきた。

 

テラキオン

正義の心

陽気 167-180-110-x-110-176(非理想)

命の珠

岩雪崩、インファイトでんこうせっか、守る

 雪崩インファ守るまでは確定とし、4枠目を手助け、挑発、ファスガ、石火あたりで迷ったが今回は何だかんだ持ってて困ることはないだろうということで石火を選択。さらに加えて、挑発は主にターゲットとするトリルにはバレルトドンである程度誤魔化しがきくこと、ファスガは味方の守る所持率の高さからそこまでして守ってやることもないだろうということから採用を見送った。実際は、削れた相手の掃除としての先制技の需要はマニュウインディで満たされていることや、ファイアロー対策の薄さからファスガが一歩リードかもしれない。

 トリプルの+6雪崩に比べ、+4雪崩はどうしても火力がちょっと足りない感があったため、持ち物を珠とすることで補った。オフでは叩き雪崩でマリルリを葬ったりと「チカラ」を感じさせてくれた。

 

サーナイト

トレース→フェアリースキン

臆病 157-x-91-158-136-145→157-x-91-198-156-167

サーナイトナイト

ハイパーボイスサイコキネシス、アンコール、守る

  今回の地雷枠(のつもり)。最速サナ。サナバレル系の構築ではトリルを絡めた戦術を始め、耐久厚めS抑えめのサナが有名だと感じていたため、「今敢えて最速サナ使ったら意表が突けるんじゃね?」というアホみたいな考えからマニュテラの次に入ってきた。もっと言うと、昨今メガガルがメガサナに対して普通にS勝ってる前提で捨て身などで突っ込んでくるケースが多々見受けれるが、それに対し「お前サーナイトのS知らんのか?同速やぞ?」と言いたかった。それだけ。一回ガルーラの上から猫にアンコール撃って殺しました。いわゆるヤンキー。

 実際決勝でふうさんも実践してくれたが、早いサーナイトが刺さるケースは多く、初手からマニューラと並べてガルーラサザンドラランドロス辺りの上からガンガンハイボ通していく試合は気持ちのいいものでした。また、ギルガへのささやかな抵抗の意味で仕込んだアンコも高めのSから多くの相手を縛ることができ便利でした(肝心のギルガとは一回も当たらなかったわけだが)。めざ地はめっちゃ欲しいです。技スペ足りんないんじゃ~。

 最後に配分意図ですが、Sは最速で、Hがギルガルドのシャドボラスカを確定で耐えるラインのHを確保しつつ、陽気メガガルーラの捨て身タックルを威嚇込みで確定耐え。残りがC。火力は抑えめですが行動回数が稼げて動かしやすかったです。

 

モロバレル

再生力

暢気 221-x-127-105-107-31

ゴツゴツメット

ギガドレイン、キノコの胞子、怒りの粉、守る

 陽気メガガルーラの威嚇込捨て身やギルガルドのシャドボその他諸々考慮した配分。相性補完で入ってきたが、サナのトリルが抜けてしまったことや、こいつで補助してまで通したいギミック等も特にないためPT内で浮いてしまっている存在。

 

トリトドン

呼び水

控えめ 212-x-106-143-105-57(S個体値27)

食べ残し

大地の力、濁流、冷凍ビーム、守る

 元々太鼓マリルリだった枠。なかなか太鼓している暇が無かったため、積まずとも初ターンからランドやドランに圧力をかけられ、ボルトやギルガルド等を見てくれるトリトドンに変更した。あまり使ったことのないポケモンで火力など不安な面もあったが、サーナイトの苦手な相手に刺さることが多く便利だった。Cは冷ビのダメージ意識。Sはギルガルド抜かれ調整。

 

ウインディ

威嚇

意地っ張り 188-178-100-x-100-125

 防塵ゴーグル

 フレアドライブインファイト、神速、守る

 マニュテラ系の構築の炎枠としてはリザードンがメジャーだが、今回は同時に威嚇枠も確保できるウインディを選択。メガサナなどで削りいれたポケモンを神速で掃除する役目も担当。これも使ったことが無かったので試してみたかったポケモン。持ち物はトリル下のモロバレルが重かったためゴーグルとした。ゴーグルウインディというポケモンを僕は知らないため、「ドランやエンテイがゴーグル持つくらいだしこいつでも成立するんじゃね?」という軽いノリで持たせたが思ったよりちゃんと機能してくれて嬉しかった(小並)。メガガルーラへのインファ+神速のダメージを考慮した結果配分はAをぶっぱ。

 

〇全体

 前述のとおり地面の一貫性の酷さからランドロスが重いという致命的欠陥があるのだが、これは元々珠マニューラテラキオンの手助けを重ねることで威嚇込みの氷の礫でスカーフランドを落とそうという、敢えてランドロスを誘って落とすというギミックを仕込んでいた名残である。ところが、これをやって全力でランドを落とした所で横に全体技フェアリーが並んでいたりするとほとんどアドが取れず、そもそもランドが引く可能性なども考えると全然安定しなかったため廃案に。そんなこんなでやっぱりマニュには襷が必要だとか、テラキに珠を持たせてみたりだとかを経て今の形に。結果、多少使いやすくなった手ごたえは感じているため、その分薄くなった対ランドロスを他でどう補うかが今後の課題である。今の所バレル→サンダーorボルトやトドン→ミトムなどを考えているためまだ色々試してみたい。

 

 後は初手のマニュサナ率が異常に高くマニュピン選出の際、正直たたきより叩き落とすの方が欲しい試合が結構あったりで、アレ・・・結局木の実ダブルから何も成長していないのでは・・・? ダブルの叩き道は険しいなぁ。

 

 今回はここまでです。見てくださり感謝。次回はもっと完成度の高い構築でオフに臨めるよう頑張りたいと思います。