【ローテ】重力地震トリパ
たまに急にローテやりたくなる時ってあるよね。というわけで珍しくローテ記事です。6世代ローテはxy期の総合やってた頃から一つしかPTを持っておらず、そのPTすら投げやりな感じの寄せ集めであったため、実のところ真面目にPTを組むのは今回が初めてです。結果、これまで使っていたものよりは使いやすくなったと思っているのでよろしければご覧ください。
〇戦績
ORASレートシーズン13 28勝7敗(レート1741)
僕個人のローテの最高レートは1770くらいなので最高レート更新はなりませんでした。ただ、これは上位勢は1800が当たり前だったXY期の数字なので今に直せば1700前後ってとこだと思うので実質なんとやらってことでひとつ...。
〇原点
こちらは第5世代後期にお世話になったPT。得意の「レートで出会った強者の面子だけコピー」をさせていただきました。重力発動後上からドリュの剣舞地震、下からカバの鉢巻地震が襲いかかります。カバの鉢巻地震は大体ラティが吹き飛ぶ程度で、5世代環境であれば十分な破壊力でした。ローテ慣れしていなかった当時の僕でも非常に扱いやすいPTで、僕を初めてレート1700台に連れて行ってくれた思い入れのあるPTです。(一応ラティ以外は個体が残ってるので第5世代ローテのフレ戦は可能です。)
〇XYで使っていたPT
メガ石 捨て身、地震、不意打ち、踏みつけ
珠 地震、逆鱗、ドラクロ、剣舞
眼鏡 ドロポン、10万、ボルチェン、トリック
スカーフ エアスラ、シャイン、文字、トリック
輝石 ナイヘ、痛み分け(金縛り)、重力、トリル
ラム ジャイロ、ウィップ、タネガン、剣舞
XY初期の頃はできるだけ5世代の面子を再現させようと、鉢巻カバ+ドリュウズというメガ無し構築やメガガブリアスを使っていたのだが、流石に天候の弱体化や鉢巻カバのパワー不足を思い知らされる場面が目立ったためこんな感じに落ち着いた。そのまんま新しいPTを組むのがめんどくさくてXY期はずっとこれを使い続けました。弱くはなかったですが常にじゃんけんしてるような感覚で気持ちのいい勝利というものには程遠かった印象です。
で、ORASに入って何故かふいに5世代の頃の気持ちよく勝てた重力地震が懐かしくなり、ガブのようなSが半端でミラーも頻発する地震使いに頼るのではなく、鉢巻カバのような自分の場さえ整えてしまえば後は地震を押すだけで気持ちよく勝てるようなそんな重力地震パを組みなおしたいと思い、下の構築ができあがった。
〇重力トリパ(今回新しく組んだPT)
(うわぁ...物理ばっか。脳筋かよ...。)
・ガルーラ @メガ石
肝っ玉→親子愛
陽気AS
・ドサイドン @命の珠
ハードロック
勇敢H212 A252 D44
地震、ロクブラ、炎のパンチ、剣の舞
・ファイアロー @青空プレート
疾風の翼
意地HA(気分で陽気AS)
ブレバ、フレドラ、剣の舞、挑発(追い風)
・トゲキッス @光の粘土
天の恵み
臆病HS
エアスラ、欠伸、リフレクター、光の壁
・サマヨール @進化の輝石
お見通し
暢気H252 B76 D180
ナイヘ、痛み分け、重力、トリル
・ナットレイ @ラムの実
鉄の棘
勇敢HA
ウィップ、ジャイロ、叩き落とす、剣の舞
原点に立ち返って重力トリルを組もうと思い、ドサイドンに着目。地震の火力、飛行耐性、トリパ的には意識したいメガクチートより遅い点など考えれば考えるほど強そうな要素満載である。取り巻きとしてこれまでのPTで共通して自分好みのパーツだったサマヨナットをまず輸入。エースをドサイナットとすると相手のナットレイがクソ重いのでとりあえず炎枠として、またトリルの有無を問わず掃除役としての活躍を期待してファイアローを投入。ここでメガ枠がまだだったのでとりあえずゴースト耐性を確保しようというだけの適当な理由でメガガルーラを選択(ゴーストに強いとは言ってない)。ラス枠として、まだ悪耐性が確保できておらず全体的に格闘も通り気味だし積みポケが多くなってしまったから欲を言えば壁張りもできたらなぁ。でもそんなポケモン・・・いました。てなわけでアロー採用の時点で飛行打点被るし流石にサヨナラだろ、と思っていたキッスにも帰ってきてもらいました。それも変な型で。完成。
基本は相手の面子を見て積めそうなポケモンが積んだ後、他のポケモンで相手を圏内に入れつつトリルや重力を絡めて締めます。その際にキッスの補助を絡めたり、積みポケが倒しもらしたポケモンを裏のアローで掃除したりという動きも考慮に入れて立ち回ります。攻めに特化しておりやりたいことのはっきりしたPTなので、上のXYの構築に比べてじゃんけん感が少なく、ゲームプランを立てやすくなった印象です。ついでに一番のおしゃれポイント壁キッスは使用感良好です。エアスラ想定で回ってきた鋼に対して欠伸を入れたり壁張ったりという仕事がちゃんとできる偉い子。欠伸の枠は他の優秀な補助技や炎技も選択肢ですが、今の所欠伸が一番無駄なく使えています。
ちなみに最初はドサイとアローどっちが鉢巻持つか論争もあったのですが、結局PT的に処理ルートが限られる相手ナットレイに対して少しでも抗えるように、どちらもメイン技とピンポ処理技を使い分ける方向に落ち着きました(結局ピンポ技を読み当てなきゃなのでキツイわけですが)。
〇改善すべき点
・vsピクシー
対策と言える対策0。積み依存PTであるため天然もキツければ、物理寄りPTであるためアッキもキツイ。アローが苦労して挑発を合わせても簡単に3ターン経過してほぼ無意味。TODできるPTでも無い。・・・と辛い要素しかない。踏みつけガルーラに帰ってきてもらうかぁ。ちなみに小さくなる全積みに対して重力下で技が当たる確率は確か53%です。
・vsポリゴン2(イカサマ持ち高耐久ポケモン)
ポリ2やクレセなど高耐久ポケモンは積んで強引に突破するのだが、ポリ2はそこにイカサマを合わせてくるから結構厳しい。イカサマ切ってたとしても、高耐久トリル返しってだけで普通にキツイ。
・vs溶けるブルン
前に詰まされたポケモン。無理。今の所B方面積みポケモンで本格的に詰まされたのは溶けるブルンくらいだが、鈍いとか鉄壁全般無理だと思われる。
・宙ぶらりんなガルーラ
重力や壁の恩恵こそ受けるが、PTとのシナジーが薄く何かしっくり来てない枠。なのに適当に使っても強いから頼ってしまいがち。これでいいのだろうか?
総じて耐久ポケ対策が足りていない。特に物理方面に厚いポケモンを崩せない事態が発生しがちなのでそこをどうにか改善すべき。技だけ弄るなら、踏みつけ、毒毒、宿り木、呪いなどが採用できないことも無いが、面子を変えるなら素直に特殊ポケモンを採用しましょう。何かいい案ないかね...?
今回はここまで。耐久対策甘えてるのはどう考えても問題ですが、やっと6世代ローテで手応えのようなものを掴めた気がするので、また暇を見て改良しながらローテレートに潜っていきたいです。(だから人もっと来てくれ...)。ではでは~。