レートの闇日記

にわか総合勢がポケモンの考察についてメモ程度に。

リトルマッチ

 メイン32-12、サブ34-11。最終レート1760くらい。

 1500~1700帯にいるときが一番楽しかったです。試合数消化直前に連敗するいつものやつやらかしたので萎えました。私はいつまでこれを繰り返すのだろうか。ペロッパフミラーで積み合ってこっちばっかり急所当てられるゲームも、ペロッパフを見てムウマゴンベに交代したら太鼓積まれるゲームもつまらなかった。

 構築の方は最初はトリルゴンベから組み始めたのだが、猫や守るのあまりの所持率からトリル展開で行くことがあまりできず無念。ヤンマチョンチー+1の選出が多かったように思う。

 

 

〇使用PT

 

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 ダイボ厨。

 

サブでは、プロトーガペロッパフに。ニューラが少しだけ楽になった代わりにイワークが超重くなった。

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〇個別に少し

・ニューラ(NN:cool beauty) 陽気AS

 ロリプル、ロリダブルに引き続き今回も使用。襷も珠も余らなかったため仕方なくラムを持たせることに。カラスや猫の手には鬼のように強かったものの、基本的に腐るアイテムであるため選出率は控えめになってしまった。

 

ムウマ(NN:サバト) 図太い ニューラの珠叩き耐え、最速アサナン抜き

 トリル役として採用。個人的にポリゴンやドーミラーにも注目していたのだが対格闘の薄さを考え一貫を切るムウマを採用した。CS襷がメジャーかと思ったのでトリルは意表をつけるかもしれないと思ったのもポイント(まあゴンベいたら怪しいが)。遅ムウマと迷ったがPT的に積極的にトリルを狙いに行くのではなくあくまでスイッチを想定していたため通常時にも戦えるように設定した。これは前述のようにトリル選出が予想以上に少な目だったことからも正解。呪いはトリル後の自主退場技として採用したが、後半は耐久対策としてペロッパフやリサイクルゴンベにばかり撃っていた。

 

ヤンヤンマ(NN:やんやん) 無邪気CS

 臆病ではエアスラ+フェイントでストライクが確定にならなかったため無邪気にした。最初は催眠術とか使ってみたかったが、実際に戦ってみて襷ヤンマならやっぱりこの技構成が最適だと思った。フェイントほんと便利でした。こいつは相手にロクブラマンでもいない限り確定選出でもいいくらい選出したし、大体1体撃破+α(怯ませれば3タテなんかも)してくれたんで恐らく今回のMVP。まあ襷持てば誰だってそんな風になりそうだけど。

 

 ・ゴンベ(NN:Pizza★Poteto) 勇敢AぶっぱBDふりわけ

 珠捨て身で全てを吹き飛ばすはずだった生き物。その火力は計算してみると実際ヤバイ。・・・のにトリル展開が全然できなかったせいで、ほとんど対ペロッパフ決戦兵器と化していた。珠ダメ痛すぎて笑えない。お前その珠ニューラに回せや。相手にするゴンベは超強かったので普通に型ミスったなぁと思いました。わざわざお香孵化してくれた某氏に申し訳ねぇ...。

 対ペロッパフに関してはコットン型なら後出しからでも間に合うんで手遅れにならないうちに投げる。太鼓されたら発狂してタッチペンを投げる。

 

プロトーガ(NN:プロのそれ) 意地ABベース

 何かステロが撒きたかったのと、頑丈勢の中でも先制技もちというタイマン性能高そうな感じに惹かれて採用。イワークを叩き+アクジェでジュース飲ませずに処理してる瞬間が最も輝いていた。そして下からしか撃てない雪崩のとてつもない弱さも教えてくれた。

 あんまり選出できなかったのでサブではペロッパフに交代。

 

チョンチー(NN:(+・+)) 控えめCS

 ヤンヤンマ初手が多いだろうと考えたため対コイルへの引き先が欲しいと思い採用。恐らく活躍度はヤンマに次ぐ。スカーフチョンチーが刺さる相手が予想以上に多く、序盤のボルチェンから終盤全抜きまで本当に頼りになった。4枠目になんとなくシャインを採用し、これも主にニューラに結構撃ったのだがやはりピンポ気味だったので同時にコマタナテッシードなんかにも入るめざ格が欲しいって1000回位言った。

 ちなみに控えめだと10万でストライクが確定になるが、破ったプロトーガと同速となる。

 

ペロッパフ(NN:ペロパップ★) 図太いHBベース少しS

 事前に強い強い騒がれていたため当初はメインで使う予定で孵化していたのだがなんやかんやあって抜けてしまったポケモン、のはずがやっぱりサブで使いたくなって帰ってきた。当然無対策の相手は死ぬ。

 ペロッパフミラーは先に積もうが後に積もうが1,2ターンの差なら結局泥仕合なので本当にクソ。都合上ゴンベが選出できない試合は結局ペロの積み合いになって何度もTODされた。そんでもってこっちのパップは急所マル出しだから萎える。使っても使われてもクソポケだな~って思った。

 

 

 

おしまい。

【ダブル】 バクルルガ霰スタイル(ジャパンカップ使用構築)

 

 ちょっと前にとんぽけで話題になった(?)バクルルガだが、自分で使ったことが無かったので今回遂に使ってみることに。なぜかバクルルガという単語だけ先にできてしまったが実際はテンプレがあるわけでもなかったので、自分で組んでみました。参考にしたのはK01さん、のしんさん、チャキさんのトリパです。

 

〇結果:ジャパンカップ 31勝9敗 最終レート1772(64位)

 

 

〇PT

  †ジャパンカップの闇へようこそ†

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ドーブル

マイペース

暢気 162-x-95-x-66-72(HBぶっぱ)

気合の襷

ダークホールこの指とまれ、キングシールド、トリックルーム

 

フレフワン

アロマベール

暢気 207-x-132-119-115-30(珠キザンのアイヘ耐え、持ち物なしギルガのラスカ耐え)

ラムの実

ムーンフォース、手助け、守る、トリックルーム

 

バクーダ

ハードロック→力尽く

冷静 175-x-93-172-95-40(HCベース)

バクーダナイト

噴火、熱風、大地の力、守る

 

アマルルガ

雪降らし

冷静 219-x-98-166-118-56(Cぶっぱ+Hぶっぱに無駄が多いため若干調整)

命の珠

吹雪、フリーズドライ、大地の力、守る

 

ハリテヤマ

根性

勇敢 219-187-95-x-100-49(昔作った個体のためあんま覚えてない)

火炎玉

猫だまし、インファイト、叩き落とす、空元気

 

マリルリ

力持ち

勇敢 206-112-100-x-102-49(HAベース)

オボンの実

じゃれつく、アクアジェット、腹太鼓、守る

 

※全員最遅です。

 

 

 〇選出

・相手に猫持ちがいないとき

 ハリテ+ドーブルを初手に出して猫+トリル。後はダクホ絡めながらハリテでそのまま殴ったり、裏のアタッカーを交代出ししたり。相手の初手がいかにもダクホの通りが良さそうな場合トリル→ダクホではなく、ダクホ→トリルと選択した方がトリルターンが長持ちする。

 

・相手にガルーラなど猫持ちがいる時、挑発やアンコが絡む展開になりそうな時

 初手はドーブルフレフワン。当初キンシ+守るから指+トリルの流れを想定していたが、ガルニンフなどがフレフワンに猫を撃ちつつハイボぶっぱしてくること(初手ダクホを警戒しない動き)があまりに多かったため、途中から初手からいきなりダクホ+トリルと動かすことが多くなった。こうすることでドーブルに猫が来たらトリル成功、フレフワンに猫が来たらダクホ成功となりアドが取りやすかった。たまに眠ること覚悟でドーブルガン無視フレフワン集中で、まずトリル要員を全力で落としにくる人もいたが、そんな相手にはお望み通りダクホを通して次のターン改めてドーブルでトリル張って絶望させてあげましょう。これが一番楽しいパターン。

 ちなみにvsエルフテラキも相手によってはこう出すのだが、初手の指+トリルに対してテラキは雪崩を撃ってくるため怯んだら即終了です。幸いジャパップで2ターン目降参みたいな試合はありませんでしたがとても怖いですね。

 

・そのほか

 実はハリテ+マリルリでいきなり猫+太鼓という展開にも切り替えられる予定だった。そんなことは一回もしなかった。

 

 大体上二つ。当然裏には相手に応じてトリルエースを2体選びます。ドーブルフレフが基本ではあるのだが、ハリテドーブルの方がアタッカーを多めに選出できるので好きです。

  アローとかミトムとかハッサムナット(+雨)など色々重かったが結構ドーブルでごり押せました。

 

 

 こんな感じで。個人的には学芸会構築の予定だったので思ったより勝てて楽しかったです。また最遅トリルドーブルの可能性も垣間見ることができたのでいつかトリプルとかでも使ってみたいですね。

 さーてパップも終わって気持ちにぽっかり穴が空いてしまったので、次はリトルカップかさかさですかね~。

 

 ちなみにこれ使ったのはサブロムです。メインは雨を使いました。こっちは the 普通 って感じなのでまあ公開は無しの方向で。

 

 

 

 

木の実ダブル

 

 ORASシーズン8スペレ。超絶過疎ルール。個人的にスペレの中では楽しい方だったけど、いかんせん人が少なく大体の人が1700達成しては潜るのを止めていくため、全体のレートが全然上がらなかった印象。

 最終レート1736。25位。大体1700台を彷徨いました。あ、そうそうシーズン序盤に瞬間1位も取ったゾ。よ~く見とけよ。

 

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 最高レートもこれです。抜かれたから抜き返そうと思ったら連敗して帰ってこれなくなりました。レートの闇にのまれた者たちには良くある出来事です。実際勝てたのはシーズン序盤だけで、シーズン中期以降はさっぱり勝てませんでした。

 

〇使用PT

マニューラ

 陽気AS リリバ

 猫だまし、氷柱落とし、叩き落とす、袋叩き

 叩き落とすばっか撃ってた。ルールの性質上、単純に高速アタッカーが強いとは感じた。

 

テラキオン

 陽気AS ラム

 インファイト、岩雪崩、地震、守る

 普通の。あんまり尻を叩いてやれなかった。

 

ギャラドス

 意地HA ソクノ

 滝登り、挑発、電磁波、守る

 す~ぐ置物になってた。

 

トゲキッス

 控えめ172-x-115-187-135-123 オボン

 エアスラッシュマジカルシャイン、火炎放射、追い風

 最初はエアスラ放射電磁波この指だったが、回してるうちにこれに落ち着いた。配分もHCベースだったが、キリキザンを重く見てここまでSを引き上げた。

 

ラティアス

 臆病HS アッキ

 サイコキネシス、10万ボルト、瞑想、羽休め

 初期の環境で最も活躍したアッキラティアス。ただ、せっかく積んでも弱点の多さも相まって2体からの集中を受けきれる程の耐久は無かったためだんだん安定しなくなってきた。ちなみにここは瞑想クレセでも良かったが厳選済みクレセを持っていないため断念。

 

ギルガルド

 控えめ167-x-170-105-170-87 カシブ

 シャドーボールラスターカノン、ワイドガード、キングシールド

 ミラーを意識してカシブ。ブレードフォルム晒してもギルガのシャドボは高確率で耐えたはず。

 

 

 木の実しか持てないルールである(スカーフや襷が存在しない)ため、たたきが強そうだなーと考えた。ダブルの叩きはトリプルに比べてAが4段階しか上がらないため損な気がして敬遠していたが今回初挑戦(トリプルで使ったことがあるとは言ってない)。また、電磁波や怯み技を多く採用することでまひるみも積極的に狙っていく方向で考えた。

 結局はシーズン中盤以降増えてきたマリルリハッサム、トノルンパに安定して勝つことができず解散。

 またマニュテラと並べてもたたき雪崩を耐えるようなポケモンと対面することが多く、結局猫+雪崩のような感じで無難に組み立てていく試合の方が多かった。ニンフィアにたたき雪崩を耐えられるのが一番痛い。また、高速猫を軸に組み立てていく展開の方がリスク自体は少ないため(当然リターンは袋叩き展開の方が上)、しまいにはたたいていけそうな相手に対しても「雪崩外したらどうしよう...」とか考えて猫から入ってしまう始末。そんなこんなで中々たたきコンボを決めることは叶わず、途中から袋叩きを別の技(礫やけたぐり)に変えたいと思うこともしばしば。自分にたたきパは向いてないんだなーと感じる結果となった。ただ、今にして思うとちょっと後悔しているので、いつかまたたたきを組む時は、もっと積極的にたたきに行く勇気を身に着けてからリベンジしてみたいです。

 何だかんだアッキアスの部分など使ってて楽しいPTでもっと回したかったのだが、過疎ってたのが本当に残念。皆もっと変則ルールに手を出してみような。

 

 記事書きながら叩き落とすと袋叩きの叩きの漢字が被ってわかりづらかったので、意図的にひらがなにしました(半ギレ)。

 

 こんなところですかね。シーズン終盤には潜るの止めてたからシーズン中にも公開できたんだけど、更新めんどくさかったのでこんなに遅くなってしまった。

 

 

燃えよドラゴン

 

 燃えよドラゴンっていう公式大会で使ったPT。書こうと思ってたのに忘れてた。

 

 もう旬も過ぎてるので簡単にメモを残します。

最終レート1714。227位。

 

 

アルセウス

 意地AS 命の珠

 神速、シャドーダイブ、剣の舞、守る

 アルセウスは知り合いのべっさんさんに借りました。ありがとう!

 

・ミュウ

 無邪気HS(非理想) オボンの実

 猫だまし、変身、マジックコート、手助け

 僕猫ミュウだよ~(^o^) 。

 

ボーマンダ

 臆病CS メガ石

 流星群、ハイパーボイスだいもんじ、守る

 同速負け芸人。

 

ギルガルド

 意地HA 食べ残し

 アイアンヘッド、聖なる剣、ワイドガード、キングシールド

 「影うち欲しい~」って毎試合叫んでた。

 

 

 前から使ってみたかったミュウアルセをこの大会で遂に使いました。ミュウについては弟のLGに小っちゃい頃ルカリオの映画で受け取ったミュウ(個体値は勿論ゴミ)が残っていたため、XD教え技の猫だましを教えて輸送しました。Sはメガ前ガルーラより早いですが、最速イベルタルよりは遅いです。ちなみに兄(私)も当時一緒にミュウを受け取ったが、そっちは猫の価値とかそういうの知らない頃にとっくに4世代に送ってしまった模様。勿体ない。

 ミュウアルセの並びは有名ではありますが、猫ミュウの希少性から実際に使用する人は少ないです。僕も面白い戦術だけど実際は面白いだけでそこまで強くはないんだろうなーくらいに思っていました。レートも1600行けばいいかなと完全に遊びに行く構えでした。

 

 で、実際の使用感ですけど、まあ普通に強かったです。(ここは立ち回りとか詳しく書くとこだけど大会から結構期間空いてしまったためあんまり覚えておらず)

 ドーブルアルセとはまた違ってミュウの耐久の高さから、猫+剣舞+変身までの流れに持っていきやすいという印象でした。剣舞アルセウスが2体並んだ時のSEKAOWA感は今更言うまでもないかと。

 

 ゲンシグラードンがクソ重かったです。ボーマンダが耐性的に有利とはいえ、倒すのに数発かかるのがキツイ。後はゲンシカイオーガもそうだしファストガードなんかも。6体使えるルールならその辺考えて残り2体を埋めていきたいですな。

 

 これからもレアポケは使えるときにガンガン使っていきたいと思うのでイゴヨロシク!

 

【トリプル】 俺たちのラティオス杯優勝構築

 

 今回のトリプル定期は6世代要素禁止ルール(6世代初出のポケモン、技、特性、持ち物などが禁止)だったらしく、これはもう出るしかない!と思い慌てて懐かしいPTを引っ張ってきました。

  

 結果はなんと優勝! 小規模での大会でしたが、対戦した人達はいずれも強者の方ばかりでそんな中で自分が5世代で最も好きだったPTで優勝できたのは非常に嬉しいです。大会を主催してくださったtofuさん及び対戦してくださった皆さんありがとうございました。僕自身今でも5世代トリプルが大好きなのでこのような貴重な機会を設けてくれたことは云々・・・(略)。

 

 それでは今回使ったPTどーん。

      ↓

 

 〇PT

 

ユキノオー 雪降らし 鉄球 吹雪 エナボ 守る
ニドクイン 力尽く ヘド爆 大地 吹雪 守る
エビワラー 精神力 黒帯 インファ フェイント ファスガ
カポエラー 威嚇 ラム インファ フェイント ワイガ
シャンデラ もらい火 熱風 シャドボ トリル 守る
ブルンゲル 呪われ オボン 潮吹き シャドボ 再生

トリル

 

 

 はい、いつもの。

 

 

〇個別(全員過去に使ったことあるが一応)

ユキノオー 冷静HC 最遅

 メガが無いので鉄球。5世代の頃もノオーは鉄球でした。相手のトドンやブルンの下を確実に取れるのは偉かったです(当時は加えてバレルの下を取るのが偉かった)。バンギやトノから(ほぼ)確実に天候が取れるのが重要だったような気がするが、今回は大体後発だった。メガでもないのに妙に耐久があるような感じ、ああ5世代。

 

ニドクイン 冷静HC 最遅

 吹雪要員その2。直前にグレイシアと迷ったが、範囲と耐性を買ってこちらを採用。実際バンギやハッサムが多かったのでこちらで正解だった。フェアリーいないルールでヘド爆ってどうなんだろ?って対戦始まってから思ったが、何だかんだ等倍範囲広いので結構撃ちました。3つの技の使用頻度はどれも同じ位なんでやっぱこの構成安定かなーと思う。あと意外と火力あって自分でびびってた。

 

エビワラー 勇敢HA 最遅

 5世代の霰トリパはバンギが重いことはあまりにも有名であるため、「じゃあ格闘2枚入れるか」って感じで入ってきた2枚目のカポエラー。詳細は過去の記事に書いた気がする。アローフェアリー不在で一番活き活きしていた。プレートインファの火力もジュエルに比べたらまだ物足りないものの、横のカポエラーに比べたら段違いで満足。ファスガは読まれない。

 

カポエラー 陽気 HぶっぱS125余りA

 XY初期に良く使ってたやつ。カポのS水準は最速がありうるレベルまで上がってた気がするが今回は一回もS負けてなかった。安定。

 ちなみにカポエラーはワイガファスガ両方覚えますが、エビワラーはファスガ、サワムラーはワイガしか覚えません。これ豆な。

 

シャンデラ 冷静HC 最遅

 襷で耐えて無理やりトリルするやつ。大会ではハッサムが多かったので結構大事にすることが多かった。こいつは割と今も昔も使用感変わらない感じがする。猫無効トリル、高火力炎打点、地味に良耐性・・・好き。

 

ブルンゲル 冷静HC 最遅

 こっちは耐久と耐性を盾にトリルするやつ。今の6世代トリプル環境のブルンは天敵が増えすぎてやってられんって感じだが、5世代ルールでは主に電気にさえ気を付ければ仕事をしてくれるイケケンでとても頼りになった。昔、水のジュエルで使ってたためプレートでも持たせようと思ったがオボンが余ってたため安定のオボンゲルにした。

 

 

〇そのほか

・ガルーラ不在環境(一応使えるには使えるが)においてゴーストタイプのトリル役2枚の安定感は流石だった。

・アローもガルドもニンフも気にせずただひたすらにトリル→殴る感じが5世代感あって楽しかった。

・地味にゴースト技の一貫やワイガファスガ連打などの強化点があるのもポイント。

・このPT自体5世代では有名な五月雨トリパ(のダクホ禁止環境版)に自分色をつけてみたものなので興味のある方は調べてみてください。

 

 

 

 

 何だかんだ5世代トリプルにおいてエビワラーが強ポケであることが証明されてしまったので、これから5世代トリプル(シューター)を始める人でハイリンクの森に夢バルキーが残ってる人は今すぐエビワラーに進化させるんDA!

 ではこの辺で。ここま見てくださり感謝。

 
 

ポサガロリダブル大会使用構築

 先日とんぽけ合宿で行われた、進化前限定ダブルの大会で使ったPTについて書きます。まあほぼ身内用なんで軽い気持ちで見てくださいな。ルールについて簡単にまとめると、公式のピカチュウ大会チュウのダブルバトルverです。ただし今回は範囲が全国図鑑まで拡大され、過去産のポケモンもOKというルールでした。

 結果は予選8-0で1位抜けからの決勝トナメ2-1で準優勝でした! 優勝まであと一歩届かなかったのと、決勝で無様な試合を晒してしまったのは残念ですが、結構真面目に考えた構築なのでちゃんと結果が出せたことには満足です。

 

使用PTどーん!

 

ニューラ 精神力 猫だまし 叩き落す 氷柱落とし フェイント
エレブー 静電気 オボン 10万 手助け この指 守る
パールル びびり 深海の牙 濁流 冷ビ 殻を破る 守る
サイドン 避雷針 岩雪崩 ドリライ アムハン 守る
サマヨール お見通し 食べ残し ナイヘ 封印 トリル 守る
ゴンベ 食いしん坊 イバン 自爆 岩雪崩 腹太鼓 守る

 

 

  何となく使いたいなーって要素を無理やり詰め込んだ結果、予想以上に絶妙なバランスでまとまったので結構お気に入り。概要としてはイバン太鼓ゴンベ、殻やぶパールル、トリルサイドンといった攻撃の軸を猫や指でサポートしながら決めていくコンボPTです。使っててとても楽しかったです。

 

 

〇個別解説

・ニューラ 陽気 131-147-75-x-95-183

 ロリプルの時点で強かったですが、今回はさらに安定した一致技の叩き落とすが使えたのでかなり使いやすかったです。氷柱怯みis(^∀゜)。氷柱外しis(^A゜)。

 

・エレブー 図太い 172-x-114-115-108-125(個体値31-x-30-30-27-30)

 自力でツモったXDエレブーです。PTに癖の強いギミックがいくつか仕込まれているので猫の他に指も欲しいと思い、せっかく過去産を使えるのだからエレブーかブーバーを使おうと思っていました。今回は全体的に水タイプが重かったのとヒノヤコマのアクロバットを安定して吸えるようにとエレブーを採用。実際の所サイドンが怖くて選出率は低めでしたが、指は勿論、単純に高種族値から10万で殴っても強かったんで出した試合ではきっちり仕事してくれました。

 配分は確か輝石持って陽気メガルの猫+捨て身耐えだったような気がします。今回は輝石なしルールなんで、つまり流用ってわけ。

 このポケモン指はレア技なんであれですが、単純にCSアタッカーとしてもゴーストやゲコガシラの上から10万、めざ氷、気合玉の範囲が撃てるので注目してたのですがあんまり見ませんでしたね...。

 

 ・パールル 臆病 123-x-105-114-75-92

 今回の地雷枠、トリルパールル偽装の最速Sぶっぱ殻やぶパールル。配分はCSベースだが、ニューラやストライクの攻撃を耐えつつ行動できるように多少Hに振った。僕は以前ロリプルでトリル+パールルサイドンというPTを使っていたので、一見個体流用が多そうなこのPTを見たら相手も最遅パールルと勘違いして動いてくれるかなぁと思い採用しました。S+2で丁度ロリルール最速のニューラを抜けるのもポイント高いです。正直このポケモン思いついた瞬間「これは勝ったろ~w」って一人でめっちゃニヤニヤしてました。

 実際は、突然の殻を破るや上から殴ってくるパールルに驚いてくれる人も結構いて偽装の効果があったことを実感できた反面、メインが命中不安技の濁流ということでそこはお察しという感じでした。基本的には想定通りに動いてくれたパーツなので満足です。特性びびりは当然一度も発動しませんでした。

 

サイドン 勇敢 211-200-140-x-66-40

 大正義サイドン先生。パールルを殻やぶ型にしようと思った後こいつもロックカットにしようかと一瞬思ったが流石に悪ふざけがすぎると思ったので、こっちは普通にトリル展開からエース運用できる最遅型にした。何だかんだトリルサイドンの方が刺さってる相手も結構いたので普通に強かったです。例によって命中不安定技の塊なんで以下略。

 

サマヨール 暢気 147-x-176-x-173-27

 今回の迷走枠。ゴンベを使おうと思った時隣に並べられるポケモンを考えてこいつが一番しっくり来たので採用しました。技構成も迷った結果、ゴンベの自爆を通しやすくする封印型に。本当は手助けとか使いたかったけどスペースが無かった。配分はニューラの珠叩き落とす耐えです。

 感想:ゴンベと並ぶのはいいとして、相手の攻撃が予想以上に激しかったため封印した状態で太鼓ゴンベと並んでられるほど余裕がなかった。そもそも柔らかすぎてこのポケモンが本当にあのサマヨールなのか疑わしかった。置物だった。

 要するにあんまり強くなかった。その割に選出率高かったのは、こいつがいないとゴンベが出せないから。同じくサイドンも出しにくいから。

 ちなみにサマヨに自己暗示を仕込むという案もあったとか何とか。A+6かげうちで無振りストライクが丁度落とせなかったので没になりました。

 

・ゴンベ 勇敢 214-147-92-x-105-9

 一番使いたかったポケモン。せっかくイバンの実が解禁されたばかりということで真っ先にイバン太鼓自爆でドーン!!!を思いついた。配分はほぼAB振り。ヒノヤコマのアクロで半分入らないといいなーくらいの耐久です。ちなみにサブウェポンは当初自爆の通らない岩鋼ゴーストに等倍で通るかみ砕くの予定でしたが、何かカビゴンしか覚えないことを直前に知ってしまい慌てて岩雪崩にしました。実際の所は、自爆するまでもない相手にはこちらでも壊滅的なダメージを与えることができたため、まあ正解だったと思います。太鼓の後守っちゃうと無駄にイバンを消費してしまうため、守るが必要だったのかは諸説。

 

・A+6自爆(いずれもダブルダメ)、その恐ろしい火力。↓

H252サイドン 177~208ダメージ(83.4%~98.1%)。

H252レアコイル 215~253ダメージ(136.9%~161.1%)。

図太いH252B252ポリゴン2 318~375ダメージ(165.6%~195.3%)。

無振りディグダ 1099~1294ダメージ(1292.9%~1522.3%)。

 

 めっちゃオーバーキルじゃねーか!

 当日は、大体サイドンがギリ落ちないくらいか~残念だなぁ位のダメージ感覚で臨んでいましたが、改めて計算してみたら普通にA過剰だった気がします。Aを+6自爆+ナイヘでサイドン落とせるラインまで落として、その分耐久にでも回した方が賢かったですかね...。

 肝心の使用感ですが、思ったよりコンボが決まってくれて楽しかったです。立ち回りは後で簡単に書きますが、基本的には猫や指をもらいながら太鼓→即自爆します。当然わかってる人はここで守ったりゴーストタイプを投げたりするのですが、そうなりそうなときはフェイント+岩雪崩に切り替えるなどして対処しました。(当初はここまでうまく機能してくれるとは思っておらず、完全にネタ要員のつもりだった)。

 一つ心残りなのは、イバンの実の仕様を僕が理解しきっておらず、体力が半分の状態でゴンベを交代することでイバンを温存できることを知らなかったため、イバン圏内のゴンベを即突っ込ませるという択しか通せなかったことです。例として腹太鼓ターンにズルッグを後出しされ、猫が来ると分かりつつも守るも交代もできず突っ込ませた結果ゴンベを無償で倒されてしまった試合があったのですが、この仕様を知っていれば、太鼓こそ無駄になってしまうもののゴンベを一度交代してから次に繰り出した際即イバン発動のような動きもできたんだなーと思い後で凄い後悔しました。いや、イバン温存の可能性は何となく感じていたのですが、相手が交代した場合相手の交代より先にイバンが発動するのを何回か見ていたため、自分が交代する場合も交代より先にイバンを食べてしまうものだと勘違いしていたんですね。正確には体力がイバン圏内の時、「たたかう」を押してなんらかの行動を選択した瞬間(相手交代や自分守るの場合も)イバンが発動するみたいです。覚えておきましょう。

 

 

〇立ち回り

 ゴンベの項目がめっちゃ長くなってしまって疲れた。読みづらくてすみません。僕が想定していたゴンベを選出する場合の立ち回りを書いておきます。

 

選出:ニューラ、ゴンベ サマヨ、サイドン

1ターン目:猫+太鼓

2ターン目:ニューラをサマヨに交代+イバン自爆

3ターン目:ニューラ(大体初手に攻撃もらってHP1)をゴンベの所に死に出し。猫+トリル

以降:サマヨ+サイドンの並びで押し切る。

 

 こんな感じ。ニューラの襷が健在だったりしたら、2ターン目はフェイント+自爆(雪崩)とかもできる。柔軟に。

 後は相手に応じて猫+太鼓が指+太鼓になったり、はたまた猫指+殻やぶになったり。こんな感じです。

 

 

〇そのほか

 その他言いたいことは全部ここに書きます。ただの言い訳スペース。

・A+6ゴンベを自分から捨てる立ち回りをしながらずっと「これオボン太鼓にしてトリル下で大事に扱った方が強いんじゃないか...?」と思っていた。

・もしくはゴンベの守るを恩返しにして、太鼓せずに殴りながらHPが減ってきたら突然の自爆!みたいな使い方もできるようにした方が安定して強かった気がする。

・地面の一貫性がヤバかったため、相手のサイドンは上からパールルか下からサイドンか、とにかく全力でコロしに行った。

・ポリ2が思ってたより重かった。予選ではゴンベで自爆しながらごまかしていたが、決勝ではゴンベの選出を渋ってしまった結果順当に押し切られた感じ(相手のPTにズルッグ、サマヨ、ヒノヤコマサイドンとゴンベ包囲網が敷かれていたのも痛い)。

・OjunParkさんにはポケモンの自覚の差を見せつけられ、世界の壁を感じた。

・フレ戦でハトーボーワルビルに手も足も出ずボッコボコにされた。

 

 

 今回はここまで。ロリダブルとても楽しかったです。企画してくれた人たちに圧倒的感謝。ではでは~。

【ダブル】 つくオフ優勝しました。

 

 こないだ第5回つくオフにダブルの部で参加してきました。結果は予選4-0で1位抜け、決勝トーナメントでも何か全勝して優勝することができました!

 とんぽけ内でも話題のつくオフというものに初参加と言うことで、とても楽しみにしていたオフで最高の結果を残せたことは非常に嬉しいです。また、関東のオフに参加すること自体が珍しいので、ツイッターで良く見かけるも直接絡む機会がなかなかない人達との交流もできたりしてとても楽しかったです。つくオフ運営の方々や参加者の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 ただその・・・問題の構築なんですけど、優勝した今でも全く自信が持てておらず正直恥ずかしくてあまり公開したくありません。というのもこのPTはオフ直前に慌てて完成させたのですが、やりたいことを詰め込むことを第一にした結果、明らかな欠陥を放置したままにしてあるからです。よって普段レートで使うこと前提のPTを考察している方からすれば、気持ち悪さのあまり吐きそうになると思いますのでご了承ください。

 

 構築の出発点は「トリプルで雨ゴチクチ(これ:〔トリプル〕 PCL使用構築 変則雨滅びクチート - レートの闇日記)が妙に注目されたから何かそれっぽいPT偽装して全然違うことやれたら面白いんじゃね?」とか「ゴチクチってトリルじゃなくて電磁波でも面白そうだよなー」とかぼんやり考えた所から。ここでトノ、グドラorルンパ、ゴチルゼルクチートまで決めた。後の2枠や技構成などはオフ直前まで色々考えたが結局纏まりきらず、「ああああああめっちゃ弱そうなPTになったああああああああレートでも回す時間ないしどうしようどうしよう...」的なところでタイムリミット。これはダメだ。

 

 

〇PT名「また雨パですか?」 

 オフ会会場でKPシートに構築名書く欄あって即興でつけました。いつも雨ばっかりでごめんなさい。最初「雨トリパ偽装」みたいなタイトル落ちで行こうとしてたから決勝戦で実況に構築名読み上げられてびびった。危ない危ない。

 

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ニョロトノ 雨降らし スカーフ 波乗り 熱湯 冷ビ 雨乞い
ルンパッパ すいすい チョッキ 猫だまし ドロポン エナボ 冷ビ
ゴチルゼル 影ふみ オボン 電磁波 癒しの波動 手助け 守る
クチート 威嚇 メガ石 アイヘ 叩き落す 不意打ち 守る
ファイアロー 疾風の翼 命の珠 ブレバ フレドラ 追い風 ファスガ
ニンフィア フェアリースキン 精霊プレート ハイボ 破壊光線 石火 見切り

 

 

〇個別

ニョロトノ 臆病 166-x-95-142-120-134

 とんぽけ学祭で使った雨はあの後レートで回してみたがリザードンがゲロ重だったので、同じようにリザが重くなりそうなこの構築では前から少し気になっていたスカーフ雨乞いトノに挑戦してみた。ちなみにリザードンとは一回も当たらなかった。熱湯冷ビ雨乞いまですんなり決まってラス枠はドロポンの予定だったが、オフ直前特有の思いつきから「どうせ熱湯しか撃たないだろうし何か面白い技入れてみるか」などと思ってしまい波乗りになった。正直一番撃ったのは波乗りだし、一番活躍したのも波乗りだからまさかこんなに強いとは思ってなかった。今回はたまたまルンパと並ぶことが多かったのでガンガン波乗り連打できたが、実際は拘り波乗りである都合上横のルンパが交代できないという状況が多々発生していたため、本気で使うならその辺もっと良く考えなきゃいけないなと思った。波乗りと言う技自体は波乗りパのような専用の構築を用意しなくとも十分使える技だと感じたので、いつか拘ってない波乗りトノとかも使ってみたい。

 

・ルンパッパ 控えめ 169-78-90-146-120-118

 S最速スカーフ霊ランド抜き、HD眼鏡ニンフのWダメハイボ高確率で2耐え、残りCぶっぱ(最低でも冷ビでガブ落とせるラインは意識)。配分はそこそこ綺麗になったと思うし、結構使いやすかった。ただ、配分考えてる時点では横のトノが波乗りなんて撃つことを想定していなかったため、いざ実戦になって味方の波乗り込みで眼鏡ニンフのハイボ2発で落とされてしまうというマヌケっぷりを披露。技については似たような構成のルンパをニコニコマッチ(ホウエンダブル)で使ったことがあったのですんなり決まった。オフで一度もドロポンを外さなかったのが世界で一番偉い。

 

ゴチルゼル 穏やか 175-x-138-115-156-85

 HBDのラインはいつものやつ。ゴチルをまともに考察すると技スペが全然足りずあれもこれも欲しくなってしまうため、一番いらない技を考えたら攻撃技なんじゃね?と思い攻撃技を切ってしまった。結果めちゃくちゃ使い辛かった。癒しの波動はこのPTでは安定して上から撃てないこともあり全然撃たなかったのでサイキネでも入れておけば良かったと後悔。

 今回はゴチルがコンボのパーツになっているわけでもないためこの枠はゴチルである必要がないのだが、それでもなお影ふみと言う特性は強力だった。例えばヒードランはトノとルンパでしか相手できないのだが、ゴチルというポケモンがいてくれるおかげでドランの繰り出しを見てからゴチルキャッチ&トノ投げというように腐らせることができるため安定して狩ることができた。このように独特の立ち回りの強さがあるポケモンなので更なる可能性を感じた。

 

クチート 意地っ張り 154-125-105-x-75-97(154-147-145-x-115-97)

 Sめちゃくちゃ早い地雷クチート。せっかくトリパ偽装してんのに普通の意地HAクチートじゃつまんねーなってことでSに振った(不純な動機)。追い風下でゲッコウガ抜きのS96ニンフィアや多くのギルガルドの上を取ることができる。またここまでSを振ることでファイアローの追い風と合わせても動きやすいようにした(実際はそんなに追い風クチートまではやってない)。Sに回した分Aを削ったことで、補正Aぶっぱほどのキチガイ火力は出せなくなったが普通に使う分には十分頼りになるものだった。技に関しては電磁波+クチートを考えた時点でメインのアイヘは確定。特に今回はトノとルンパの冷ビ、さらにニンフィアまで構築に入ってきたことで竜への打点が十分確保できていたと感じたため、じゃれつくではなく試しに叩き落とすを採用した。これにより突破が困難なギルガやクレセをぶちコロ...せはしないものの大分処理が楽になった。単純に一貫性が取れやすい技としてもタイプ不一致ながら十分に負担をかけることができ、中々使い勝手が良かった。後は基本の不意打ちと守る。何と言っても今回のクチートは命中がオール100! 特にアイヘは今まで撃つ相手が少ないと思って採用を見送ることも多々あったが、メインに据えられる火力に命中100、30%怯みまでついてくるもんだから一度この安定感を知ったらもう外したくない!と思わせてくれるほど強技だった。

 

ファイアロー 陽気 157-133-103-x-90-179

 ボックスにいた鳥。カロスダブルで使った個体の流用。相手のアローのブレバが重いPTであるため、ファスガを優先して入れた結果守るが抜けてしまった。今回は追い風をメインに添えているわけでもなく、ファイアロー自体何となく入ってきたポケモンであるため、選出は控えめだった。

 ちなみにこの枠はヒートロトムと迷ったりもした。

 

ニンフィア 控えめ 199-72-89-173-151-84(A甘え)

  PT5体で重い電気タイプ(ミトム、サンダー、ボルト辺り)に強く、雨ミラーもまあ見れる、かつS操作との相性も良さそうだったので最後に入ってきた。孵化の時間が全然なかったせいでめざパも粘れなければA個体値も甘えてしまった悲しいポケモン。本来はめざ地かめざ炎でも持たせる予定だったが、ラストニンフィアの孵化に取り掛かる段階で既に羽サンダーがだるいことは気づいていたため、ワンチャンぶっ飛ばせる破壊光線の採用に甘えることに。そんなこんなで攻撃技がフェアリーで統一できそうだったので持ち物を精霊プレートにすることで持ち物の効果を無駄なく発揮できるようにした。何かお得感! 実際後一歩火力が足りないプレートハイボ+石火は結構相性が良くて思ったより使いやすかった。配分はアローの鉢巻ブレバ耐え、追い風で申し訳程度のガルーラ抜き。

 

 

〇感想

・見た目種族値の弱さがもう何か笑える。

・交代先がいなさすぎてビビる。

・けど何か思ったより殴り勝てる(ごり押せる)。

・一番多かった初手はトノルンパ。猫波乗りでゴリゴリ。後はゴチクチ、クチニンフ、クチルンパなど。

・スカーフトノ自体テロ性能高いポケモンだが、波乗りはさらに読まれにくく結構きれいに通る試合が多かった。

・雨以外では滅ばない影ふみ入りということでPT全体で処理ルートが限られるポケモンをピンポイントでキャッチして逃がさず狩る動きが強かった。

クチートってポケモンガルーラに強いメガなのは何だかんだ偉い。

 

・トリル警戒してくれた人は何人かいたが、だからってゴチルに対する行動は明確に変化するわけじゃないのであんまり偽装の効果が実感できなかった。(というかトリプルの構築をダブルで偽装するのがまず頭悪いような...)

・トリルを張られることは少なかったような気がするためその辺で実は効いてたかもしれない。

 ・一回だけ滅び警戒された。

 

・頻発するクチートミラー&いずれもクソ重い。ミラーで上取れることがわかってるのが幸い。アイヘ怯み。

 ・催眠対策完全に切ってたけどドーブルと結構当たった。何か最速起きとかして勝ってしまったが吐きそうだった。

・電気の一貫が辛かった(オフ直前で一番頭を悩ませた要因)。

・一部鋼突破不可能問題。特にナットレイ無理なのは知ってた上で、オフの数戦なら当たらないだろう読みで完全に切った。

・こんな感じでいくつかの欠陥に無理やり目を瞑っているためこのPTは絶対にレートで使いたくない。

 

 

  レートで使うPTは誰が相手でもそれなりに戦えるような安定感がなければ上に行くのは難しいですが、オフでは苦手な相手とはマッチングさえしなければ半端な構築でも上位に行けてしまうのではないかと思います。もちろんどこかを薄くした分最低でもトップメタ相手には有利に戦えるようにバランスを取ることは必須だと思いますが。実際はここまで歪んだPTが勝ち上がるのは稀だと思いますが、今回は常日頃感じているレートとオフの違いというのをいつもより強く実感したオフ会でした。いやーオフって怖いわ(棒)。

  このPTも何だかんだ言って途中までのアイディアは結構気に入ってます。ただ、煮詰めきることができなかったのが残念でなりません。今度はレートでも使えそうなもっと綺麗な構築を目指したいです。